おやきの世界を丸ごと楽しめる「OYAKI FARM」
長野の名物といえば、『おやき』。
そんな長野名物・おやきを語るうえで外せない存在が、信州の老舗おやき屋「長野いろは堂」が手がける OYAKI FARM(おやきファーム) です。

ここではおやきを「買う」だけでなく、「見る・知る・味わう」まで一度に楽しめます。
定番のおやきはもちろん、季節限定や店舗限定の商品が並ぶショップは、思わず目移りしてしまうほどの充実ぶり。
さらに、工場稼働日には年間500万個ものおやきが作られる製造工程を、見学通路から間近に見ることができます。
長野県土産の大定番、おやきがどのように作られているのかを知る体験は、想像以上に印象に残ること間違い無し。
また、併設のカフェでは、おやきの生地を使ったスイーツやコーヒーも楽しめ、天気の良い日は開放感あふれるスカイデッキでひと休みするのもおすすめです。
高速・長野ICから長野市街地(善光寺方面)へ向かう道路沿いにあり、移動途中に立ち寄りやすいアクセスの良さも大きな魅力です。
この記事では、実際に館内を歩きながら感じた見どころや、楽しみ方を詳しく紹介していきます。
木の温もりに包まれる、心地よい館内空間
館内に一歩足を踏み入れると、まず印象に残るのは木をふんだんに使った空間づくりです。

梁や柱が美しく見える設計で、工場併設の施設でありながら、どこか落ち着いた居心地の良さがあります。
天井が高く、自然光がやわらかく差し込むため、思わずゆっくり過ごしたくなる空間です。

売り場には、店内でそのまま食べられるおやき、持ち帰り用の冷蔵おやきがずらりと並びます。
定番はもちろん、ここでしか見かけない味や季節限定の商品もあり、選ぶ時間そのものが楽しく感じられます。
加えて、おやきに関連したお土産商品も揃っており、自宅用にも贈答用にも使いやすい印象です。

さらに、館内には飲食スペースも用意されており、購入したおやきをその場で味わうことができます。
工場併設とはいえ、なんとも落ち着いた雰囲気で、観光途中の立ち寄りや軽い休憩にも使いやすい場所といえます。
ガラス越しに見る“ おやきができるまで ”。無料とは思えない工場見学

写真の中央通路部分、館内の奥へ進むと、ガラス張りの工場見学スペースが用意されています。
なお、工場見学スペースのみ、写真の撮影は禁止されていました。
工場内では、白衣を着たスタッフの方々が手際よく作業を進めています。
ここでまず目に入るのは、おやきの生地に具材を詰めていく第一工程。
10人前後のスタッフが並び、一つひとつを驚くほどのスピードで仕上げていきます。
その動きは無駄がなく、1個あたり20秒ほどで次から次へと具材を詰めていく様子は圧巻。
年間数百万個を製造する現場だと聞けば、このテンポにも納得です。
そして具材を詰め終えたおやきは、次の工程へと流れていきます。
ここで印象的だったのが「揚げ」です。
一般的なおやきのイメージとは少し異なりますが、この工程がいろは堂のおやき特有の食感や香ばしさにつながっているのだろうと感じさせられます。
その後は、大人が入れるほどの大きな加熱室でしっかりと火を通し、最後に完成したおやきが驚くほどの速さで梱包されていきます。
工程そのものはシンプルですが、流れるように進む作業を眺めていると、自然と引き込まれてしまうのが工場見学の魅力です。
見学時間は長すぎず、旅の途中で立ち寄るにはちょうどいいボリューム感といえます。
それでいて、実際の製造現場を間近で見られる満足度は高く、ものづくりに興味のある大人はもちろん、子どもにとっても良い体験になるはずです。
しかも、この工場見学は無料。気軽に立ち寄れて、しっかり記憶に残る。そんな“ちょうど良さ”が、このおやきファームの最大の魅力です。
空と山にひらかれた、想像以上に心地いいスカイデッキ
館内を一通り見て回ったあと、ぜひ足を運びたいのがスカイデッキです。

建物の外に広がるウッドデッキは想像以上に広く、視界を遮るものがほとんどありません。
そして晴れた日には空の青さが一段と際立ち、遠くの山並みまで気持ちよく見渡せます。
デッキにはベンチやテーブルが点在し、購入したおやきやドリンクをその場で楽しめるのも魅力のひとつ。
屋内のにぎわいとは対照的に、ここでは時間がゆっくり流れているように感じられます。
食事目的でなくても、少し腰を下ろし澄んだ空気で深呼吸したくなる。
そんな居心地の良さを全身で感じてみることも、旅の1ページにしっかり刻まれることでしょう。
おやきを「食べる」だけで終わらせない、つくる体験という選択
館内には、もう一歩踏み込んだ楽しみ方として「おやき作り体験キッチン」も用意されています。

ここで体験できるのは、ショップで販売されているものと同じ生地と具材を使った、本格的なおやき作り。
観光施設向けの簡易体験ではなく、いろは堂の製法をベースにした“揚げ焼き”のおやきを、自分の手で仕上げていく“本格派” です。
体験はスタッフの丁寧なレクチャー付きで進むため、初めてでも心配はいりません。
生地で具材を包み、焼き上がりを待つ時間も含めて、所要はおよそ1時間。
出来上がったおやきは、その場で焼きたてを味わうことも、持ち帰ることもできます。
自分で作ったおやきは、購入するものと同じ味でも不思議と印象が変わるもの。
こちらもまた、旅の記憶としてしっかり残る体験になるはずです。
参加は2名以上からで、子ども用のユニフォームやエプロンも用意されているため家族旅行との相性も抜群。
無料見学や買い物だけでも十分楽しめますが、時間に余裕があれば、この体験を組み込むことで施設での滞在がより一段深いものになります。
「長野のおやき文化に触れた」と胸を張って言える、そんな締めくくりにふさわしい体験です。
おやきを「買う」だけじゃない、立ち寄る理由がちゃんとある場所

おやきファームは、単なるお土産施設ではなく、見て・食べて・体験して、少し休める場所として完成度の高いスポットです。
高速道路からのアクセスの良さに加え、木の温もりに包まれた館内、無料で楽しめる工場見学、開放感あふれるスカイデッキ、そして予約制のおやき作り体験まで、滞在の仕方にいくつもの選択肢があります。
長野市街地や善光寺へ向かう途中に立ち寄るもよし、ここを目的地にゆっくり過ごすもよし。
旅の流れに無理なく組み込めて、それでいて記憶に残る時間を作ってくれる——そんな場所が、おやきファームです。
「せっかく長野に来たなら、おやきをもう一歩深く知ってみたい」
そう思ったとき、ぜひ訪れたい一軒としてチェックしてみてください。
施設詳細は OYAKI FARM — おやき 長野いろは堂 をご確認ください。




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