全部歩かなくても楽しめる。安心と満足を両立できる戸隠五社の回り方、ちゃんとあります
戸隠といえば「五社巡り」。
でも、実際にすべて歩いて巡ろうとすると——想像以上に距離があり、坂も多く、シニアや家族連れにとってはなかなかの負担になります。
さらに近年は、山あいの静かな道で野生動物の目撃情報も増えており、
“なるべく人通りのあるルートだけ歩きたい”
“無理なく、でも戸隠らしい魅力はしっかり味わいたい”
そんな声が年々増えています。
そこで本記事では、
- 体力を必要以上に削らない
- 危険の少ない時間帯と場所を選べる
- 車を上手に使って“歩くべき場所”にだけ集中できる
——という、お子様連れやシニア層にもやさしい戸隠のまわり方を提案します。
特に奥社(+九頭龍社)へ向かう参道は、歩きでしか味わえない“戸隠らしさ”が最も濃い場所。
そこに体力をしっかり残すためにも、他の三社は車で効率よく巡るのがベストです。
この記事では、
「これならうちのおじいちゃん・おばあちゃんでも楽しめそうだな」
「子どもを連れて行っても大丈夫そうだな」
と自然に感じてもらえるような、“安心と満足の両立ルート”をやさしく丁寧にご提案いたします。
戸隠五社巡りは“最初の一手”で決まる——奥社スタートが快適ルートの鍵
戸隠五社の位置関係
戸隠五社巡りは、順番に決まりはありません。
けれど、旅の満足度・体力配分・当日の混雑回避を考えると、
奥社(+九頭龍社)を最初に回るルートが、圧倒的に正解です。
その理由はいくつかありますが、その前に、まずは各社の位置関係を把握しておきましょう。

難しい読み方の社もあるため、読み方を整理しておきます。
・奥社(おくしゃ)
・九頭龍社(くずりゅうしゃ)
・中社(ちゅうしゃ)
・火之御子社(ひのみこしゃ)
・宝光社(ほうこうしゃ)
戸隠の五社巡りは、以上の五社で構成されています。
ご覧の通り、奥社と九頭龍社は隣り合わせの位置関係にあるため、周回する際は、実質四社巡りと捉えても差し支えないでしょう。
時間と体力さえ許せば、この五社全てを徒歩のみで移動し4〜5時間ほどかけて走破する方もいらっしゃいますが、一般的なご家族連れには現実的な選択肢とは言えません。近隣観光地なども含めて1日観光する体力を可能な限り温存できるよう、車で移動可能なところは全て移動してしまうのが得策です。
そして、ここでポイントなのが、回る順番によって “満足度や疲労度が全く異なる” ということ。
この旅を終えた後で、絶対によかったと思える回り方のコツと順番を、余すことなく解説していきます。
奥社だけは「絶対に歩く距離が長い」。
まず前提として、戸隠に来て、奥社を外すわけにはいきません。
奥社は、戸隠の“空気そのもの”を味わえる場所。
参道の静けさ、杉並木の力強さ、鳥居をくぐった瞬間の澄んだ空気……。
奥社は戸隠五社巡りで唯一、徒歩でしかたどり着けない場所に位置していますが、歩いてこそ感じられる魅力がたくさん詰まっています。
しかしながら、他の社が駐車場からすぐ参拝できたり、ドライバーが送り迎えしやすい立地であるのに対して、奥社だけは駐車場からどうしても歩く距離が長く、階段も土道が多くあり、シニア層や家族連れにとって最も負担が大きいスポットになります。
さらに、奥社の駐車場は複数ありますが、どの駐車場を確保できるかによって
“歩く距離が大きく変わる” こともあります。
- 無駄に歩かせないため
- 早い時間帯であれば「より奥社に近い駐車場」が空いているため
奥社は “朝イチで行くのが理にかなっている” のです。
そしてもう一つ、特に週末や長期連休などの混雑している場合には、以下の“苦肉の策”が使える場合もありますが、奥社は事情が違ってきます。
奥社だけは「車で待機」が成立しない。
中社・宝光社・火之御子社は、仮に駐車場が満車でも
- 家族を参道前で降ろす
- ドライバーはちょっと離れた場所で待機・回遊する
こうした“柔軟な動き”ができます。
しかし奥社だけはそれが叶いません。
ドライバーが車内待機していても、“戻るまでが長すぎる”のです。
家族を歩かせる時間が長く、“付き添い”なしはリスクもあるので、送り迎え戦法が成立しません。
以上の理由から、奥社は「家族全員が体力MAXのうちに片づける」のが唯一の正解と言えるのです。
奥社を後回しにすると起きる、“地獄のコンボ”とは——実際に経験した人だけがわかる納得の理由
逆に、奥社を最後に回すと、想像以上に負担が重くなる場面がいくつも重なります。
実際の現地の動線と混雑状況を踏まえると、後回しはシニアにも家族連れにもおすすめできません。
その理由は以下の3つです。
駐車場の渋滞が最高潮
まず、駐車場が混んだ時、最もダメージを受けやすいのは、この奥社で間違いありません。
奥社の駐車場は午前中から混み始め、昼前〜午後がピーク。
もし、「最後」に奥社へ向かうと、駐車場に入るまで長い車列に巻き込まれる可能性が高いです。
歩行距離が長いのに、すでに疲れが溜まっている
奥社は五社の中でも群を抜いて歩く距離が長く、まさに「メインイベント」。
そこに来るまでに歩行距離を稼いでしまえば、シニアはもちろん若い人でも足に疲労が残ります。
特に奥社の参道は、歩きでしか味わえない“戸隠らしさ”が最も濃い場所。
疲れた足で戸隠の“最長ルート”に挑むのは正直おすすめできません。
参道から離れた駐車場は、歩道が狭く危険
奥社周辺にはいくつか駐車場があります。
もっとも近い駐車場は有料ですが、約800m離れた場所には無料駐車場もあります。
ただし、ここの無料駐車場は全くおすすめできません。
無料駐車場は、単純に“遠い”だけではなく致命的な欠陥があります。
無料駐車場から奥社入口へ向かうルートは、歩道がほぼ存在しないのです。

見てもらうと分かる通り、白線の外側には落ち葉が積もり、実質「道幅ゼロ」。車道を歩くしかありません。
しかもこの道路、一般車だけでなく、大型観光バスもガンガン通る主要道。
朝はツアー客のピークで交通量も増え、すぐ横を大きな車がすれすれで通り抜けていきます。
奥社入口横の有料駐車場(3時間まで800円)を確保できれば、ここを歩く必要はないのです。
実は、無料駐車場から奥社方面へ伸びる、車の通らない“森の小径ルート”もありますが、
このルートも、ある理由で得策とは言えません。
その理由が 「トイレ問題」 です。
奥社入口から奥社(+九頭龍社)までの片道2km区間は、お手洗いが一つもありません。
それを補うように、奥社入口のすぐ横に “参道へ向かう前に利用できる唯一のトイレ” があるのです。

ここを逃すと、戻るまでトイレは一切無いのです。

そのため、ほぼ全ての観光客がここで一度立ち止まります。
ところが、無料駐車場からの小径ルートは、この重要なトイレを通らずに、そのまま参道へ突っ込んでしまうのです。
特にシニアや子ども連れなら、このロスは致命的。
歩道ゼロの危険な道路を歩くか、安全ルートだがトイレ経由でスタート前に大幅に体力を消耗するかの二択、という最悪のスタートになりかねません。
結論:奥社入口すぐ横の有料駐車場一択

ここは、多少お金を払ってでも、奥社入口から最も近い有料駐車場を確保し停めるべきです。
・危険な車道歩きなし
・出発前に必ずトイレに寄れる
・体力を温存したままベストな参道歩きを楽しめる
奥社は、このあと本番の“往復4kmハイキング”が控えています。
だからこそ、スタート地点だけは絶対に妥協しない。
それが、この旅の満足度を上げる最も重要な選択の一つです。
なお、公式ページにもありますが、参道入口を含むこの先には自販機などはありませんので、水分はしっかり用意しておいてくださいね。特に暑い時期は、少し多いかもと思うくらい持っておくと安心です。
万全の体制で、まずは奥社を最大限に満喫する
奥社参道はここから本番。自然美と歩きやすさを両立した最初のステップへ

—ここから先は、戸隠でしか味わえない別世界の空気。
いよいよ奥社へ向かう時間がやってきました。
ここから先は 片道約2kmの一本道。

奥社の入り口には「クマ注意」の看板がありますが、
これは“必要以上に怖がらないでください”という意味で受け止めてOKです。
戸隠は自然の中を歩くエリアなので、念のため音の出るもの(熊鈴など)を持っていれば十分。
軽くバッグにつけるだけの熊鈴 がいちばん手軽で、荷物にもならず、“備えた感” もあって安心です。
また、周囲には参拝客も多く、人通りがある時間帯なら極端に不安を感じる必要はありません。
野生動物は人の多いところに自ら寄ってくることは基本的に無いので、注意の通り、仮に見かけても近づいたりはせず、こちらから威嚇しなければ大丈夫です。

さて、奥社へ向けて歩みを進めていきましょう。
鳥居をくぐった瞬間から、空気の温度がすっと変わるような感覚があります。背の高い杉の並木が視界を埋め、日常のざわつきが一気に遠のく——そんな“結界を越えた”ような雰囲気が漂うのが奥社参道です。
前半は比較的歩きやすい平坦な道ですが、油断していると途中躓きやすい箇所もあるため、焦らずゆっくり進みましょう。

距離にして約1km弱、ゆっくり歩いても15分ほどでしょうか。
奥社までの道のりのほぼ中間地点にあたる、随神門に到達しました。

この先、まだまだ道のりは続きます。
しばし、写真を撮ったり、水分補給を行いながら、身体を休めましょう。
隋神門を抜けたその先──戸隠らしさが一気に深まる“後半戦”へ
隋神門をくぐった瞬間、空気が少し変わります。
ここまでで奥社参道のちょうど半分ほど。距離としては折り返し地点ですが、景色の深まり方はここからが本番です。

門を抜けた先には、まっすぐ天へ伸びる杉の巨木が連なる“戸隠らしい”幻想的な参道が続きます。光の入り方、木々の影の落ち方、足音の響き方までどこか厳かで、歩くだけで自然と背筋が伸びるような雰囲気に包まれます。写真を撮る方が多いのも頷ける、まさに絶景の一本道です。
しかし、ゆっくり歩けるのはここまで。
この杉並木のゾーンを抜けると、いよいよ“ラストスパート”が始まります。
戸隠の難所へ。重厚な杉並木の先に待ち構える最後の上り坂
ここからが正念場です。

平らな道は次第に傾斜をつけ始め、気づけば“ラストスパートの上り坂”に突入。そこを抜けた先で待っているのが、奥社へ続く階段ゾーン。ここから先は、おおよそ250段ほどの階段が続きます。

この区間は、見た目以上に足腰へ負担がかかる場所でもあります。
また、段差は一定ではなく、ところどころ「え、これ一段でいいの…?」という高さの段も混じっています。普段あまり階段を意識しない人でも、ここばかりは慎重に足を運びたいところです。

この階段を上り切れば奥社はもうすぐですが、最後の最後まで急勾配は続きます。

歩く距離が長い上にこの勾配では、シニア層の身体への負担は相当なものなのでしょう。
実際に現地では、道端に落ちていた太めの枝を“杖代わり”にして登っている方の姿も多く見かけました。それほど、このラスト区間は身体を支えるものがあるだけで身体への負担がまったく違うのです。
だからこそ、もし可能であれば 折りたたみ式のステッキ をひとつ持っていくことをおすすめします。
・普段は荷物にならない
・必要なときだけサッと出せる
・家族の「支えてあげたい」を自然に形にできる
こうした小さな準備が、シニアの方にとっても同行する家族にとっても、
「安心して来られてよかった」という大きな満足につながります。
もし準備するなら、以下のような軽量で荷物にもならないタイプが現地でも扱いやすいでしょう。
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こうしたちょっとした準備が、旅の安全と心の余裕につながります。
さて、階段を登り切れば、ついに奥社へ到着です。

奥社と九頭龍社は隣り合う形でひっそりと佇んでいます。
混雑時はそれぞれ列をなしますので、順番に参拝しましょう。
奥社周辺で快適に過ごすための小さな工夫
奥社にたどり着くと、まず感じるのが「思った以上にスペースが限られている」という点です。景観は素晴らしいのですが、広場のようなゆとりはほとんどありません。混雑する時間帯になると、参拝の列ができ、立ち止まる場所すら少なくなることもあります。

また、道中でも触れたように、水分が購入できる場所やトイレは一切ありません。参道入口を出発した時点で、すでに片道2kmを歩いているため、特にシニア世代やお子さま連れは、短時間でも座って休める場所がとても貴重になります。
現地にあるベンチは、数えてみるとすべて合わせても10名ほどが座れる程度。写真は閑散期の平日で空いていますが、混雑時はベンチに空きが無いことが多く、必要な方が休めないまま下りの道に入ってしまうケースも十分に考えられます。
こうした状況を踏まえると、「少し腰掛けて休める」環境を、自分たちで準備しておくことが旅の安心につながります。
そこで便利なのが、“ 折りたたみ椅子(ポータブルチェア)” です。重くなく、簡単に持ち運びできるタイプであれば歩行の負担にもなりませんし、必要な時だけサッと取り出せます。
特にシニア世代をお連れの場合、ちょっと座れるだけで体力の回復具合が本当に変わります。ご家族の「休ませてあげたい」という気持ちを叶えてくれる、小さなサポートアイテムです。
念のため、扱いやすく評判の良いタイプを Amazon と楽天からそれぞれ紹介しておきます。
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下りも油断は禁物、ゆっくり慎重に戻りましょう
奥社での参拝が終わると、いよいよ来た道を戻る時間になります。
下りは体力的には楽に感じるものの、実は注意が必要な区間が続きます。特に、最後の上り坂として立ちはだかった“ラストの急勾配エリア”は、下りでも足元が取られやすく、バランスを崩しやすい場所です。

現地でも、多くの方がスローペースで慎重に歩かれていました。
段差が高い部分もあり、乾燥した日は滑りやすく、雨上がりはさらに慎重さが求められます。疲れが出やすい帰り道こそ、「もう少しだけ丁寧に」が安全に繋がります。
登りの場面でも触れましたが、下りは膝や足首に負担がかかるため、 折りたたみ式のステッキがあるだけで安定感がまるで違います。
必要な時だけ荷物から取り出せる軽量タイプは荷物にもならず、特にシニアの方には安心感を与えてくれる存在です。
無理をせず一歩ずつ丁寧に、途中休憩を挟みながらゆっくり下りていきましょう。
ちょっとひと息。入り口前で味わう戸隠名物ソフトクリーム
長い参道と奥社の参拝、お疲れさまでした。
入り口まで戻ってきたら、食堂横の看板に目を惹かれます。ここでいただく“ごほうびのソフトクリーム”が、本当に格別なんです。

戸隠ならではの『熊笹(くまざさ)ソフト』、香り高い『そばソフト』、定番人気の『信州りんごソフト』 など、どれを選んでも外れなし。登りで消費した体力に、やさしく染みわたります。

しばし休憩して、息を整えてから、次は残り三社の巡拝へ。
ここからは歩く距離も一気に短くなるため、シニアの方でも無理なく回れます。
後半戦も、楽しい戸隠の旅を続けていきましょう。
中社、火之御子社、宝光社を巡る
残りの三社は、家族の意向に合わせて
奥社を最初に回ったことで、ここからの旅は一気にやさしくなります。
登りきった達成感と、適度な疲労感。その両方を踏まえて、残り三社(中社・火之御子社・宝光社)は その時の体力や混雑状況に合わせて、無理なく選べる のが大きなメリットです。
• 「まだまだ元気だから、三社ともゆっくり歩いて参拝したい」
• 「参拝はしたいけれど、混んでいたら車を降りずに手を合わせるだけでも十分」
• 「奥社だけで大満足!名物戸隠そばを食べて次の目的地へ向かいたい」
どれを選んでも間違いではありません。
むしろ、この “選択肢が持てる状態” にしておくことこそが、シニア世代を含む家族旅行にとって大切な安心材料と言えます。
また、奥社以外の三社は車でのアクセスが良く、駐車場が空いていなければ、同乗者を先に降ろし、ドライバーだけが車内で待機する という作戦もできます。
混雑していても慌てずに済むうえ、シニアの負担も最小限で済む、まさに“家族ファースト”の回り方です。
そんなわけで、ここからは三社を一つずつ、安心して巡るためのポイントとともに紹介していきます。
まずは奥社から下って最も近い「中社」から見ていきましょう。
戸隠中社|拝殿・大杉など見どころが多い安心スポット

奥社から車で2〜3分ほど長野市方面へ下ると、道路左側に大きな看板と広い駐車場が見えてきます。
迷う心配はほとんどありませんし、駐車場から拝殿までも近いので、シニアの方でも無理なく楽しめるのが中社の大きな魅力です。
中社のポイントとして、拝殿のほかに「樹齢800年の大杉」という、ぜひ写真に収めておきたい名スポットがあります。深い森を感じられる荘厳な雰囲気で、家族で訪れても気持ちがぐっと整う場所です。

ただし、一つだけ気をつけたい点があります。
この樹齢800年杉へ行くには、拝殿前にそびえる階段を約70段下る必要があります。
下りが苦手な方や膝に不安がある方の場合は、少し遠回りにはなりますが、段差が少ないスロープを使って向かうことも可能です。奥社ほどの長い歩行はありませんので、ここはぜひ無理のない範囲で見ておきたいところです。

さて、中社をゆっくり楽しんだあとは、次の目的地である火之御子社へ向かいます。
小規模だけど深い由緒、火之御子社を巡る

火之御子社は、三社の中では最も小規模ながら、戸隠神話に深く関わる由緒ある場所で、落ち着いて参拝できる静かな空気が魅力です。
ただし、この火之御子社は 駐車場の台数がとても少ないという、ちょっとしたハードルがあります。
最も近い駐車場は正面のわずかなスペースのみです。

奥社、中社方面から下って来る際も、少々わかりづらく思わず通り越してしまいそうになります。

駐車場は空いていればラッキーですが、空いていない場合は参拝者のみ短時間でサッと参拝を済ませてしまいましょう。
実は、この手前にはもう少し広い駐車場があります。

こちらは8台程度駐車が可能ですが、少々歩くことになります。

一つ前の写真の右奥を拡大した、火之御子社へ通じる道です。
この道を下って、すぐ見える消火栓を右折すると到着するようです。

この通りに進めば、拝殿までの距離も短く無駄な体力消耗もありません。
次はいよいよ、五社巡り最後の宝光社へ向かいます。
宝光社は“階段の社”──なんとその段数は212段
この旅最後の宝光社への入口は、一つ前の火之御子社から車で1分程度下ったところに位置しています。

火之御子社方面から下って、この分岐を右に折れ少し進むと、すぐ左に駐車場が現れます。

この駐車場を確保できればベストですが、スペースは15台程度と多くないため、満車の場合はさらに奥の少し離れた駐車場まで進むか、この先すぐの拝殿へ向かう階段前で家族を降ろしてあげるとスムーズです。
拝殿へ向かう階段の目の前まで車で行けるところが、宝光社の魅力ですね。

宝光社の最大の特徴は、なんと言っても拝殿へ向かう長い石段です。
正面から向かうと、拝殿までの階段数はなんと合計212段ありました。
まず、最初の19段を上り、鳥居を潜ってさらに51段、計70段は基本的には拝殿へ向かう全員が通らなければなりません。
ただ、そこまで上るとこの先は救済ルートも存在します。

この先、さらに直進すると56段、踊り場を挟んでさらに86段と極めて過酷な階段が待ち受けています。
特に、階段ルートのラスト86段連続はかなり体力を奪います。
当然ここは、お子様連れやシニア世代にとっては負担が大きいポイントです。
そこでおすすめしたいのが、途中の分岐を左に折れて進む女坂(スロープ)ルート。
多少遠回りにはなりますが、身体への負担は大幅に軽減されます。
どちらを選ぶにしても、ここまで奥社→中社と巡ってきた家族にとって、この宝光社は“最後の山場”。
体力に合わせてコースを選べるよう、事前に把握しておくことが何より大切ですね。

階段を上り切って拝殿前に出ると、ホッと一息つけるいくつかのベンチが設置されていますが、混雑する時間帯はまず間違いなく埋まります。
こういう場面こそ、やはり折りたたみ椅子を持参しておくと本当に頼りになることでしょう。
さて、休憩を済ませたら、最後は気をつけて階段を下ります。
五社巡りのラストにふさわしい静かな余韻を感じつつ、下り階段はくれぐれも気をつけてお戻りください。
そして、いよいよ階段を下り切ると、これで五社巡りは見事に完結です。
五社巡りを終えて──戸隠をより深く味わうための“最後の整理”
五社巡り|全体のまとめ
戸隠五社は、それぞれに個性がありながらも、どの場所にも静けさと力強さが宿っていて、ゆっくり巡れば巡るほど深い満足感があります。
ただ同時に、
・奥社手前の険しい参道
・各社の長い階段
・腰掛けて休憩できる場所の少なさ
など、現地で感じる負担も実は少なくありません。
だからこそ今回のルートのように、
“安全”と“満足”を両立できる回り方 を知っておくだけで、旅の質は大きく変わります。
特に三世代旅行では、シニアも子どもも、そしてサポート役の息子娘世代も、全員が笑顔で終われるバランスがとても大切です。
このガイドが、そのための小さな助けになれば嬉しいです。
最後に、これだけは押さえておきたい注意点や持ち物をまとめておくので参考にしてみてください。
訪れる前に知っておきたい注意点
① 服装は“重ね着”が基本
戸隠は標高が高く空気が冷たい一方、歩くと一気に体温が上がります。
脱ぎ着しながら調整できる服装だと、無理なく快適に過ごせます。
② 水分は必ず現地以外で準備を
奥社以降は売店も自販機もありません。
特にシニア世代をお連れの場合は、余裕をもって持参しておくと安心です。
③ トイレも事前に済ませておく
奥社入口のトイレを過ぎると、片道2kmの道のりにトイレはゼロ。
混雑時は列もできるので、早めに済ませておくと慌てずに済みます。
意外と大事な“持っていくと助かるもの”
折りたたみステッキ
最後の上り坂や階段で支えがあるだけで、体力の消費がまるで違います。
コンパクトにしまえるタイプなら荷物にならず、シニアの方にも本当に喜ばれます。
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折りたたみチェア
奥社、宝光社は特に、休憩スペースが限られており混雑時はベンチが空かないことも。
下りに備えて少しでも身体を休めたいとき、小型チェアが1つあるだけで安心感が変わります。
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熊鈴
奥社周辺は自然豊かなエリアで、念のための備えがあるとより安心です。
音の小さめなタイプなら、周囲に配慮しながら携帯できます。
こちらは100均などの商品でも、十分に事足りるでしょう。
さいごに
誰かを思いやる旅は、それだけで尊いもの。
どうか戸隠での時間が、皆様家族の宝物になりますように。
施設詳細は 戸隠五社巡り公式サイト をご確認ください。



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